日本繊維製品・クリーニング協議会 略称:日繊ク協(ニッセンクキョウ)

交織素材製品のアイロンによる溶融

事故品全体の写真 事故部分の写真

品名

ジャケット

状態

よこ糸が切れ、たて方向に裂けたようになっている。裂けた部分の生地は硬くなっている。

素材

麻70%、ポリエステル30%

取扱い絵表示

原産国

日本

洗浄方法

石油系ドライクリーニング

原因

当て布表示であり、たて糸が麻、よこ糸がポリエステルの交織生地であることに気付かず、高温プレスを行ったため、プレス時に溶融後硬化したポリエステル繊維が着用時に破損した。なお、本品に使用しているポリエステルは、一般のポリエステルよりも融点の低いポリトリメチレンテレフタレート(PTT)であった。

防止方法

消費者

・家庭でアイロンを掛けるときにアイロン温度に注意すること。

クリーニング業者

・注意表示がない場合でも、ソフトな風合いの素材や生地を引っ張ったときに伸縮性がある場合は、中温以下のアイロンで仕上げを行うこと。

アパレル

・PTT繊維を使用製品の縫い付け表示にはアイロン絵表示の図柄だけでなく、「耐熱性が低い素材をよこ糸に使用しているため」などの文言も入れることが望ましい。

・組成表示は交織織物の場合は分離表示(たて糸:○○100%、よこ糸:○○100%)にすることが望ましい。

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