日本繊維製品・クリーニング協議会 略称:日繊ク協(ニッセンクキョウ)

ダウンの吹き出し

事故内容

事故品全体の写真 事故部分の写真
品名
ダウンジャケット

状態
ジャケットの袖や身頃などの縫い目などからダウンが吹き出した。

素材
表地 ナイロン50%、ポリエステル50%
裏地 ポリエステル100%
中わた ダウン80% フェザー20%

取扱い絵表示
107202304

 
 

処理方法
石油系ドライクリーニング、タンブラー乾燥

 

製品特徴と原因

・ダウン製品は空気を含むとふくらみ、暖かな空気を包み込み保温性に優れている。ただし着用中に空気が表地や裏地の隙間から出たり入ったりする際に、隙間が大きいと空気と一緒にダウンが飛び出す。縫い目はミシン針で穴が空いているため、ダウンが飛び出しやすい。

防止方法

アパレル

・縫い目、キルティング加工などのミシン針とミシン糸は、必要以上に太くしないこと。
・吹き出しやすい羽毛(ファイバー類)の割合は少なくする。
・事前の製品テストで、ダウンの吹き出しがないか、確認する。
・「縫い目から吹き出したダウンは引き出さず、表面を軽くつまんで押し戻してください。」等の注意表示を付ける。

消費者

・縫い目から吹き出したダウンは無理に引っぱり出さないように気を付ける。

クリーニング

・受付時に縫い目部分からダウンが吹き出していないか確認し、吹き出しが生じている場合は利用者にも確認してもらい、ダウン製品の特徴を説明する。

日繊ク協の考え方

・ダウンの吹き出しを完全に防止することは、現在の加工技術では困難である。受付時の吹き出し確認とともにダウン製品の特徴をご理解いただけるように説明しクリーニングする。

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