クリーニングの受付での確認事項【2015年10月】

photo credit: Buying donuts via photopin (license)

お洋服の状態を伝えましょう

カウンターでは、検品(受付時の状態確認)をしますが、着用状況、購入以降の状態変化を知ることはできません。何か気が付いた点や気を付けてもらいたい事などあればしっかり伝え、対応が可能か確認する必要があります。

絵表示確認

クリーニングに出す前に洋服の絵表示を確認してください。クリーニング店での洗いには有機溶剤で洗うドライクリーニングと、水で洗うランドリーとウェットクリーニングがあります。洗い方を選べたり、逆に洗い方が決められている場合があります。時には、洗えないものもあります。しっかり確認して知っておくことがよいでしょう。

シミが付いたら

シミと汚れは、基本的に作業方法が違います。クリーニングによって洗いのみでシミが取り除けることもありますが、付着した物、付着してからの経過時間、製品の素材などの組み合わせによっては、取り除けないこともあります。シミが付いたら早めに相談することをお勧めします。
相談することでクリーニングの料金でシミを取り除いてもらえる場合もありますし、有償にて取り除ける場合があるので、しっかりと相談した方がよいでしょう。

洋服は消耗品

洋服は消耗品です。年数が経つと洋服は弱くなります。その状況でクリーニング処理を行うと擦れが目立つ、色が抜ける、加工が剥がれる、縫製がほどけるなどその他様々な事故が起こる恐れが高まります。もし年数が経っているようであれば事前告知して、なるべく事故が起こらないクリーニングをしてもらえるよう促すとよいでしょう。

末永く良い状態を保つため

繊維製品は、さまざまな組み合わせで大変複雑になっています。全く同じ商品でも利用の仕方で製品の状態が全く異なります。クリーニングの専門家だからといって完璧な対応をするには大変困難となっています。もちろん、専門家として最善を尽くす事は当然ですが、大切な商品を末永く良い状態に保つには、お客様の協力(要望を伝えて頂いたり、製品の情報を伝えて頂くことなど)が不可欠となっています。

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