梅雨も明け、夏の匂いを感じることもあるのではないでしょうか。
今月のコラムは「臭い」についてです。

衣料品に関するよくある異臭の要因例として

  1. 柔軟剤や機能加工剤そのものの臭い
  2. 1.が保管状況・環境によって腐敗した時に発する臭い
  3. カビ臭(製品上にカビが発生した場合)
  4. 硫黄臭(染色工程及び一部の染料)
  5. 油臭さ(素材由来 例:毛製品)

などがあげられます。

例えば、5.のように油剤類の残留やその変質に起因するケースの場合、油脂分の定量で1.5%~2%を超えると起こり得るといわれていることから、対象製品の油脂分の定量を行ない、その製品の残留油分を計測することもあります。

また、他の臭い関する評価方法として「官能試験」があります。
この官能試験は、対象製品をパネラーに「臭気強度」と「嫌悪性」の2項目について評価する方法です。

しかし、臭気のような官能量に対する感受性は個人差があり、空気の流れや放散などの保管状態や保管環境にも左右されるケースも多いので、良否の評価は難しいケースが多いです。

夏場の蒸し暑くなる季節、気に入って購入したお洋服はこまめな洗濯としっかりした乾燥で、爽やかな気持ちで身に纏いたいものですね。