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始めにナノとは何でしょう?

国際単位系における接頭語で、10-9で「十億分の一」を示す数値です。

ちなみに、日本の接頭語で示すと「割」「分」「厘」・・・「塵(じん)」になります。

「塵」は埃(ほこり)を顕すときに用いられる「塵埃(じんあい)」の「塵」です。
さらに言えば「繊維」に用いられている「繊」は10-7を示す単位なのです。

ナノ化学の技術では、ナノ単位の小さい原子又は分子を組み立てて色々な物質を積み上げていく技術のことを言っているようですが、洗剤に関してはちょっと違うようです。

メーカーで言っているナノ洗剤は

1.コンパクト洗剤

2.濃縮洗剤

3.汚れ成分をナノレベルまで分解

4.臭い成分が除去

5.すすぎ回数を減らすことができる洗剤

といえます。

この効果を出すため、新たな洗剤が開発されて、繊維と汚れ成分の接触面に今まで以上に浸透しやすく、汚れ除去能力を高めたものがナノ洗剤です。界面活性剤の種類としては非イオン(ノニオン)洗剤を数種類混合したもので、親水性と親油性のバランス(HLB)を洗浄に最適にし、なおかつ繊維への残留を少なくしたものです。

また、界面活性剤だけでは落ちにくい汚れを分解するため「酵素」の活用も必須です。

汚れの分散力が大きく、洗剤自身が水に非常になじみ易いことを実現できれば、洗剤液の中に出た汚れと洗剤が次のすすぎで繊維から除去されることができ、すすぎ回数を少なくできることになります。

家庭洗濯だけでなくクリーニング業界でもナノ洗剤の有効性が確認できれば省エネ・環境にやさしい・洗浄時間の短縮などその活躍の場は広がると考えます。

なお、洗剤メーカーでは清浄な水を作るためには環境の負荷が大きく、すすぎ回数を減らすことは環境にやさしいことも強調しています。