7月になると、梅雨も明け夏本番になりすね。
夏になると日差しが強くて、紫外線などが気になると思います。実は私たちが普段着ている繊維製品も「光」によってダメージを受けて変色してしまうことをご存知でしたか?

今月のコラムは光による変色です。

光による変色事故は以前のコラムにも掲載したように、保管中の変色事故の代表的な要因の一つとして挙げる事ができます。「光」による変色事故の特徴として、表面(外気に触れている面)のみに変色を示すケースが多く裏側まで変色するケースは稀です。
光の影響によって変色してしまうと元の色には戻らず、変色の程度は染料の性能に依存する傾向があります。

補足ですが、色移りを軽減するためにフィックス剤と言われる薬剤(色止め剤:染色物から染料を離れにくくする薬剤)を使用するケースがあります。このフィックス剤を使用すると他の衣料品への色移りは軽減されますが、光による変色の性能を低下させてしまうことがありますので、フィックス剤の特性を十分にご理解したうえでご使用いただければと思います。