JIS取扱い表示記号【2016年11月】
12月1日より取扱い表示記号が変わります。現行のJIS L0217の記号から新規格のJIS L0001の記号になります。取扱い表示の基本記号は次のようになります。
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洗濯 | 漂白 | 乾燥 | アイロン 仕上げ |
商業 クリーニング |
取扱い表示記号の新旧比較および新規格の記号の意味は次のようになります。
洗濯処理の記号
現行 JISL0217 |
新規格 JIS L0001 |
記号の意味 |
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液温は40℃を限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。 |
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液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。 | |
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液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる。 | |
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液温は30℃を限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。 |
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液温は30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。 | |
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液温は30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる。 | |
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液温は40℃を限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。 |
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洗濯処理はできない。 |
漂白処理の記号
現行 JIS L0217 |
新規格 JIS L0001 |
記号の意味 |
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塩素系及び酸素系漂白剤による漂白処理ができる。 |
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酸素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない。 | |
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漂白処理はできない。 |
乾燥処理の記号(タンブル乾燥処理)
現行 JIS L0217 |
新規格 JIS L0001 |
記号の意味 |
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洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。 高温乾燥:排気温度の上限は最高80℃ |
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洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。 低温乾燥:排気温度の上限は最高60℃ |
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洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。 |
乾燥処理の記号(自然乾燥処理)
現行 JIS L0217 |
新規格 JIS L0001 |
記号の意味 |
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つり干し乾燥がよい。 |
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ぬれつり干し乾燥がよい。 | |
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日陰でのつり干し乾燥がよい。 |
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日陰でぬれつり干し乾燥がよい。 | |
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平干し乾燥がよい。 |
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ぬれ平干し乾燥がよい。 | |
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日陰での平干し乾燥がよい。 |
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日陰でぬれ平干し乾燥がよい。 |
アイロン仕上げ処理の記号
現行 JIS L0217 |
新規格 JIS L0001 |
記号の意味 |
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底面温度200℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。 |
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底面温度150℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。 |
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底面温度110℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げ処理ができる。 |
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アイロン仕上げ処理はできない。 |
商業クリーニング処理の記号(ドライクリーニング処理)
現行 JIS L0217 |
新規格 JIS L0001 |
記号の意味 |
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パークロロエチレン及び石油系溶剤(蒸留温度150~210℃、引火点38℃~)でのドライクリーニング処理(通常の処理・タンブル乾燥を含む)ができる。 |
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パークロロエチレン及び石油系溶剤(蒸留温度150~210℃、引火点38℃~)でのドライクリーニング処理(弱い処理・タンブル乾燥を含む)ができる。 | |
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石油系溶剤(蒸留温度150~210℃、引火点38℃~)でのドライクリーニング処理(通常の処理・タンブル乾燥を含む)ができる。 |
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石油系溶剤(蒸留温度150~210℃、引火点38℃~)でのドライクリーニング処理(弱い処理・タンブル乾燥を含む)ができる。 | |
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ドライクリーニング処理はできない。 |
商業クリーニング処理の記号(ウエットクリーニング処理)
現行 JIS L0217 |
新規格 JIS L0001 |
記号の意味 |
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ウエットクリーニング処理(通常の処理)ができる。 | |
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ウエットクリーニング処理(弱い処理)ができる。 | |
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ウエットクリーニング処理(非常に弱い処理)ができる。 | |
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ウエットクリーニング処理はできない。 |
現行の取扱い表示記号は、記号の一部として文字を付記することができましたが、新しい記号では記号の一部として文字を付記することができないため、記号の近くに文字を付記するようにしてください。
付記用語の例
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中性洗剤使用 |
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洗濯ネット使用 |
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あて布使用 |