花粉症対策【2017年4月】

花粉症対策は、メガネ・マスクだけではありません。着ている衣類によっては花粉がつきやすい、つきにくいといった素材があります。

特に日本の花粉で多い杉・ヒノキの花粉は毛髪の半分以下の大きさで目視するのは非常に困難です。形状も突起をもっており絡みやすいです。

繊維質の物には非常に絡まり一度くっついてしまうと払っても落とすことが難しくなります。繊維の奥に入った花粉は服が揺れるたびに表面に出てきて粘膜を刺激してしまいます。

花粉症対策のファッションとしてはウール・モヘアなどの素材を使用した服は素材の毛足が長いので花粉が絡みやすく、不向きといえます。

花粉症の方は一度、外出する際のファッションを見直して花粉の絡みにくい服を選ぶのも立派な花粉症対策となります。

肌寒い季節になるとどうしても暖かいセーター、フリースが着たくなります。
ですが、そのような毛足が長い服こそ花粉が絡みやすく、花粉症を悪化させます。花粉の飛散量が多い季節はできるだけ、フワフワ・モコモコした素材の服は避けるようにしましょう。

たとえば、サラッとしたシャツやTシャツなどの重ね着で体温調節、もしくは中にセーターでアウターはサラッとした素材の服を着るのが望ましいでしょう。

花粉飛散時季に心がける服装とは、花粉が付着しにくい素材の服を着るという事に集約されます。

一時間外出しただけで、服には花粉がびっしり。ウールのセーターの場合、なんと7万から9万個の花粉が付着するといいます。綿のシャツでも2万から3万個は付着し、逆につるつるしたナイロンやポリエステル素材なら1.2万から1.8万個で済むのだそうです。

また花粉は静電気に引き寄せられてきます。静電気が発生しやすい素材も避けましょう。

着用をおすすめするのは、レザーやナイロン、ポリエステル、ビニールなどのつるつる素材です。花粉の付着量がウールや綿に較べて少ないだけでなく、着いた花粉を手やブラシで払い落としやすいというメリットもあります。

また、静電気を起こさせないために、静電気防止スプレーを外出前に衣類に
噴霧するのも良い策になります。

以上、外出時の参考になれば幸いです。

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