繊維製品に使用されているポリウレタン繊維の特徴は、伸縮性を持つ弾性糸になります。
ストレッチ性を謳う衣料品で主に使用されており、その生地は一般的に伸長率が10~15%以上、伸長回復率は80%以上を有しています。

一方、繊維製品に使用されているポリウレタン樹脂は、合成皮革や接着剤等で利用されています。
合成皮革は天然皮革に似せて布の表面に樹脂をコーティングしたもので、塩化ビニル樹脂やポリウレタン樹脂等が使用されておりますが、現在ではポリウレタン樹脂が主流となっています。
接着剤としてはボンディング布に使用されています。ボンディング布(または接着布)とは生地を2枚貼り合わせたもので、ハリがあり、表側生地と裏側生地で異なる素材を使用できると言う特徴があります。
接着剤の種類は、酢酸ビニル樹脂、エチレン・酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂などが使用されますが、現在ではポリウレタン樹脂が主流となっています。

しかし、ポリウレタンは、光・熱・水分・ドライクリーニング溶剤(特にパークロロエチレン)に弱く、使用状況によっては繊維が脆化したり、樹脂でははく離等の劣化を生じることがあります。
さらに製造後、2~3年で劣化が進行するとも言われており、特にボンディング布では、外から見ても接着されているかどうか分からず注意が必要です。