SDGs クリーニング業界の取組み


クリーニングは、衣類の「汚れを落とす」、「型崩れを修正する」、「はっ水性や折目保持性を付与する」、「傷んだ生地を交換する」などのサービスを提供しており、これ自体が衣類を永く使うことに繋がる、環境に配慮した事業だとも言えます。
また、クリーニングは、国や独立行政法人などが率先して環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを、環境負荷の低減に努めている事業者から購入することを定めたグリーン購入法の特定調達品目になっており、クリーニングを利用する際の判断の基準と配慮事項が示されていることなどから、企業毎に以下などの様々な取組みをすすめています。

1.設備・工程関連
・工程改善、再利用等による水使用量削減
・ドライクリーニング溶剤の適正管理による排出抑制
・工場設備入替えによるエネルギー使用量削減
・ボイラー燃料のガス化
2.配送関連
・エコドライブの実施
・走行ルートの合理化
・電気自動車導入
3.包装資材関連
・持ち帰り袋のバイオマス化、有料化、ペーパーバッグ導入、エコバック利用のおすすめ
・ハンガーのリユース・リサイクル
・台紙類の減量

家庭で行っていた洗濯を、家事代行等の業者が担うようにもなり、家庭洗濯とクリーニングの境界が狭まっているようにも思います。このような時だからこそ、持続可能な社会のための具体的な目標を掲げ、プロらしい成果を示していく必要があると思います。

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